基礎英文問題精講

基礎英文問題精講
みんなの評価:
ISBN10:4010329610
ISBN13:9784010329610
ASIN:4010329610
発売日:2004-09-01
価格:\998
参考書レビュー
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こんぺいとうのレビュー
2008-08-13
評価:
過去に出題された名文を通して、構文を体型的に学び、大学入試の基礎〜標準レベルの文章に対応できる読解力を身につけるための本です。対象は、高校文法の学習を一通り終えた者、つまり高校2年生以上で、標準レベルの全国模試で偏差値55〜65程度の人になります。

構成は、例題→語句注→重要事項(文法・構文など)→研究(本文の解説)→全訳となっています。
この本の特徴と利点を、効率・使いやすさ・解説の3つの点から紹介したいと思います。

まず、語句注が非常に充実していて、基本的な単語でも重要なものは意味と発音記号が書いてあり、前のページに出てきたものも読解の上で重要であれば何度でも語句注に記してくれるほどの親切さなので、辞書無しでも読めますし、辞書をひく手間をかけずに何度も読むことができるでしょう。
また、1つの例題に1つの構文ではなく、1つの例題にだいたい2つのテーマを設けて解説をしている点も、効率を語る上では欠かせないと思います。

次に、ページ誘導(たとえば『倒置⇒P○○』のようなもの)がいたるところについており、前のページで忘れたこと、もしくは後ろのページに書いてあることが出てきたときに、しっかりとナビゲーションの役割を果たしています。

また、文構造をSVOなどだけではなく、スラッシュや線を使って表し、ビジュアルにうったえている点も、英文を理解する上では非常に大切だと思います。
さらに、訳しにくいところは直訳→意訳とワンステップをおいて解説したり、よくある誤訳例をあげたりしているのも印象に残りやすいと感じました。

冊子も小さくて持ち運びやすいのですが、その小ささのせいで基本的に見開き構成のこの本では、例題の全文章の解説ができなかったり(それを回避するためのナビゲーションでもあるのですが)、文字や行間が小さいなどの問題もあります。あと、別冊の解答冊子の解説は無いに等しいと思っておいたほうがいいです。

問題数は、構文編40題、文脈編20題、応用問題編20題に加えて重要類題、練習問題、演習問題があります。応用問題編までいくと、内容一致や要約など、難関大学の長文問題でも良く出るような出題がありますが、長文の参考書を持っている人は、構文編と文脈編の60例題だけを繰り返す人も多いようです。
逆に、本書の全てを終えることができれば、一部の超難関私立大学などを除けば、読解力に関しては必要十分なものが身についてると言えます。

この分野で、さらにレベルの高いものをやりたいという方は、このシリーズの1つ上に位置する「標準英文問題精講」をやるといいでしょう。
週刊サバンプーのレビュー
2008-08-09
評価:
高一だったか高二だったかの時に学校で買わされたが、何故かうちの学校は数研出版と異常な結び付きがあり、買わされる本は数研出版か業者のオススメ、教師が高校時代に使ったもののどれかで、始めは見向きもしなかった(これは多分三番目)。しかし、いざやってみるとなかなかの良書。レベルは関関同立・MARCH等の中堅私大や地方国公立だが、後者はもう少しレベルの高いもの(うちの学校では河合の『プラチカ』や何処かは分かりませんが『透視図』『思考訓練の場…』が圧倒的多数)をやらなくちゃ。三年まではみんなこの本をよくやってたと思います。でも、上位校を狙うのに高三でこれをやっていたら不安が残るのは事実。ってか、やってる人はいなかった。だから、高一、高二でやっておくと(二年で一冊でも良いくらい)語彙力も付くし、構文編は丸覚えすると英作文にも強くなるし良いと思いますよ。
zenji54のレビュー
2008-06-01
評価:
構文編40+演習40,文脈編20+演習20,応用編20+演習20,例題編30に加えて重要類題40の計230の英文があり、さらに誤訳例10。1英文あたり4円足らずのコストでこんなに質の高い英文が学べるなんてほんとにすごいことだと思う。

ただし、どの英文も難解で簡単にすらすらと読み通せるものではない。高校2年生までの英文法(すなわち高校英文法のすべて)を一通り終えた人が高2の春くらいから読み始め夏くらいまでに2回目を読み終える位のペースで読むと良いのではないか。1回目は難解な文の連続で、1文読み終わればまた1文と次々と波のようにおそってくる難解な英文の波状攻撃に耐える根気を読者に要求する。意志強くこの1冊を最後まで読み通すのに3ヶ月、2回目はだいぶ楽に読めるようになっているはず。1ヶ月で読み終わるだろう。あわせて4,5か月で最低2回読み通せば英文読解の自信につながるだろう。

ただし、文法的な解読力を付けるための短文集なので、これほど難解な長文でなくてよいからこれとは別に5〜700字程度の長文(高3のReading教科書などもよい)を並行して読むと、この本で経験した構文例が随所に見つかり応用力がつくと思う。また、構文例を見つけ自力で文の構造解析が出来るようになると英文の学習がまた楽しくなるものです。本気で取り組めば実りも多い本です。
のレビュー
2008-04-25
評価:
とくに理由はありませんでしたが、受験勉強のはじめにまずこの本に取り組みました。
英語は得意な方だったので、単語や文法に関して行き詰るようなことはありませんでしたが、この本を進めていくうちに、いかにこれまで自分がテキトーに英語を読んでいたかが分かりました。
毎日少しづつ進めていくうちに、英語が目に見えて読めるようになり、構文編を2週した程度で英語長文に自信がついてきました。
受験用に英語が読める以前に、純粋な英語学習としてもこの本は名著だと思います。

使い方ですが、和訳は必ず必要です。和訳をしないでこの本を使ったら、ただの時間の無駄でしょう。
ちなみに和訳は構文編・文脈編の例題で十分です。十分に構文などが理解でき、頭に入ったと思ったら練習問題に取り組むと良いと思います。
和訳が終われば、後はひたすらに復習です。もう1度和訳するもよし、音読するもよし。
私の場合は文意を取りながらひたすらに音読しました。40分もあれば、構文編の全例題を音読できると思います。
あと、この本の良いところですが、文章が面白いこと。何度音読しても飽きがきません。
ぜひボロボロになるまで使い古してください。



追)例題の60までを毎日10〜20課ずつ復習するというのを2ヶ月ほど続けていたら、代ゼミの模試で上位1割に食い込みました。
ちなみに英語の勉強に関しては、学校のリーダーと本書のみをやっていました。
GZ62のレビュー
2008-01-28
評価:
英語が得意だったのに、最近模試での成績がよくないなあ〜なんて思っている人は、この本の1の構文編だけでもやってみるといいです。

ちなみに、この本は英文法や英単語・熟語を一通り覚えた人向けの本なので、高1の人がやるには不向きです。
ZUNのレビュー
2007-12-07
評価:
自分はネクステージの文法部分と速単を完璧にして、西きょうじの「基本はここだ!」を終わらせてから始めましたが英文の内容も面白くて非常にやりやすかったです。
ただ上記のように基本の単語と文法、それに解釈の導入になる一冊は仕上げておいたほうが良いかもしれません。解説が丁寧でない部分も多々あるので。。実物を見て自分に合うか判断するのが大事かと。
3.141592のレビュー
2007-11-19
評価:
文法を一通り習った後やってみてください
例文、重要類題を訳し、自分の訳と解答を見比べそして解説をじっくり読む
それの繰り返しです
初めはうまく訳せないでしょう、何度も何度も推敲してから解答を見てください
うまく訳してある解答に感嘆するもよし、自分のがうまく訳せたと喜ぶのもよし
1ページ1ページがあなたの糧となり自信へとつながっていくでしょう

O社の参考書は古臭くて使えないと言う人もいるでしょうが
少なくともこの本はおすすめです、ハイ
こりんのレビュー
2007-11-05
評価:
☆網羅性の高い例文☆しつこすぎず無駄のない解説☆見やすい見開きレイアウト☆体系的に学習できる問題配置☆お手頃価格まさしく必要十分条件を満たした参考書だお( ^ω^)これ一冊やれば大概の英文の意味が取れるお♪問題解いたら翌日復習!一冊終わったらもう一週!それくらいやる価値のある参考書だお( ^ω^)
のレビュー
2007-10-11
評価:
ひたすら文法と構文把握をやっていて目的の長文読解に力を入れない受験生が数多くいるのだが(恐らく文法と構文把握を仕上げた結果として長文というものが出来るものだと思ってるのだろうが、違う)、目的である長文を読める、あるいは解けるための手段として、文法と構文把握を勉強しているのだという意識を持たないといけない。従って文法と構文把握と言うものは最小限に抑えるべきなのだが、早慶だろうが構文把握はこの一冊で十分である。(ただし、国立型の意訳を求める和訳問題対策にはこれだけでは厳しいかも知れない。)とっとと終わらせて長文中心の勉強に移行したい。

この本には和訳を書いてみるようにと記してあるが、私大受験生は書く必要はない。むしろ日本語訳を先に見ても良いぐらいだろう。英語が出来ない人というのは概ね英語に触れてきた絶対量が不足しているので、例題だけじゃなく類題や3章も労力をケチらず「英語を」読んだ方がいい。1日2〜3題しか進めないような全訳をしていくというような方法よりは、1日類題を含めた10ぐらいの量をこなしていけるような、先に和訳を見てしまう、ペンと紙を使わない、と言った進め方でやっていくといいかもしれない。どんな方法で進めて行くにしても、とにかく読んだ英文を何度も読み返すという復習の実践は不可欠である。具体的にはこの本に載ってる全ての英文について5回は読み返したい。間違っても読みっぱなしにしてはいけない。この本で解釈は十分だから2冊3冊と同じような参考書を買う計画を立てるのではなく、この本のマスターを目指す計画を立て、実践したい。まずは最後のページまでやりきってみることです。また買って終わりにならないように。
群部のレビュー
2007-09-09
評価:
・ハイレベル
基礎精講緑を「やれば」どんな難関大にも対応しうる解釈力が付くことであろう。これ以上はいらない。これを仕上げ、さらに解釈を上積みする暇がるのなら、多くの長文に当たったり、パラグラフリーディングなどの長文全体の構造を把握する勉強をして、例えば私大受験者なら客観問題で点を取っていくことに専念するとよい。

・重厚
高度なレベルの英文がもの凄い量で収録されているので多くの英語に触れられる。どれも当たるべし。但し、和訳作りは1章のみでいい。

・不親切な解説
それ故(?)、基礎英文問題精講という本のタイトルでありながら、「基礎」の部分の解説が一切欠陥しているので、解説を求めてやるのはお勧めできない。あくまで量が多い点に魅力があるのだと考えた方がよい。従って、1章まで(40番)しかやらない者は、例えばポレポレやライジングなど他の本で勉強するのが望ましいと言える。

・一通り文法を学んだ上で
例えば、品詞(副詞の役割は何だろう)、準動詞(過去分詞本当に分かってる?)、節(相関構文や比較構文は一通り覚えたか)、ぐらいは知ってないとこの本を始めることは出来ない。ハイレベルだし基礎の解説は一切ないので、この程度のことぐらい知っていて欲しいものである。

・確認用(?)
やはりある程度英語に出来る人や英語に伸び悩んでいる人が自分の英語の弱いところの発見をするため、のような使い方をするのが良いかも知れない。分からなかった箇所はロイヤル英文法などで調べ、確かな知識をつけていくべきだ。何度も言うが、解説を期待して手を出すべきではない。この本は「大学受験にはこれぐらいやっておけば大丈夫だろ」ってレベル(=このレベルは英字新聞TIMEを読むに当たって解釈は差し支えないレベルだと断言して言い)を提示してくれているその量に魅力がある。しっかり最後のページまでやれば相当の英文量になるし、解釈はひとまず完成したと思っていい。やり通すことに期待をしたい。

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